masazoの家づくり~太陽光ブログ with 日沼

消費税増税を目前に50才にして始める家づくり 忘れないようにここに記録しておきます

少ない冷暖房機器で全館空調への疑問

今、これを書いている私は、インフルエンザA型を発症し4日目。熱が下がって2日目である。予防接種しているにもかかわらずどこからかいただいてしまった。重症化しなかったのかもしれないが、予防接種は気休めなのかと改めて感じた。

図らずもインフルエンザのため私は一人家族から隔離されることになった。完全に部屋の扉も閉められ、食事や用がないとき以外はそこで過ごした。そこで初めて感じた。”締め切った部屋は寒い”と。

これまではいつも扉は開けっ放し。夏も冬もあけているので、廊下にある蓄熱暖房やエアコンの風が流れ、ほぼ同じ温度なのだと思っていた。また、24時間換気で空気が動くから扉を閉めていてもそこまで温度差はないのではないかと。

しかし、隔離されている部屋は布団をかぶっていないと寒い。

こんなものか・・・じゃあ、温度を測ってみたらいいじゃない。
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はい、結果。なんとたったの15.6度。こりゃあ寒いわな。湿度も59%ある。ウイルスを抑えるにはかえっていいかもしれない。ちなみに廊下の方は

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22.9度あるね。このくらいだと普通に着てると寒くないくらい。いつもこの程度にしている。

日沼のうたい文句としては、”少ない冷暖房機器で全館空調”らしいのだけれど、どうなんだろう。実際扉を閉めておくとこんな温度差が発生するのだから、あまり全館空調は信用しすぎない方がよさそう。まして最近はエアコン1台でとうたっているメーカーがあるけど、それ壊れたらどうなるんだろう?特に寒冷地では寒くてとても住めない。そんなところも考えてみた方がよさそうだ。

高気密高断熱の性能があっても、住みやすいかどうか、万が一の時の対策があるかどうかはまた別の話。南向きや西日の当たる部屋、閉めっぱなしが多い部屋には空調を個別に考えるべきだし、そのためのコンセントを準備しておくことも必要かも。

自分はもう無理だけど。今度宝くじが当たって家を建てるときはそうしようっと。